祖谷のかずら橋を訪問される方、あるいは計画を立てられる方のために、代表的な観光ルートについてご紹介しておきます。
下の写真は大歩危や阿波池田訪問から来られた場合の景色です。まっすぐ行くと”祖谷のかずら橋”とあります。この看板が見えたらあと1分程で着きます。正面には傾斜地集落”今久保”が見えています。

上記看板を過ぎて坂を下るとすぐに大きな橋に差し掛かります。これを通過します。正面にはやはり今久保集落が見えてます。

橋を渡って左にカーブすると下のような光景が見えてきます。左が公営の駐車場(料金400円)、右が個人経営の駐車場(料金300円)です(金額は普通車のものです)。左は広く、右は安いのが特長でしょうか。
下の写真に写る左側の大きな建物は”夢舞台”と呼ばれる観光施設で、土産物売り場や食堂があります。かずら橋へはこの建物の中を通り抜けて行くのがよいです。どんなものが置いてあるか偵察もしておきましょう。
ちなみにトイレは夢舞台の駐車場にもありますし、夢舞台の中にもあります。

夢舞台の中を進むと出口に下の写真のような看板があります。この看板の通り、道なりに坂を下ります。
※少し急な坂です。坂が苦手な方は帰りが辛いかも知れません。冬場や雨天時はスリップにもご注意ください。

坂を下る途中に下の写真のお店があります。祖谷そばやデコマワシなどの郷土料理が置いています。帰りにでも立ち寄られたらと思います。もちろん行きでもよいです。
ちなみに、夢舞台の駐車場や夢舞台の中にも飲食店があり、下記写真のものを合わせてこの3軒が安定して営業しています。かずら橋周辺にも飲食店がありますが、後述する”森のくまさん”を除いて観光客が多い時にしか開いていません。

更に進むと下の写真の景色に出合います。三叉路です。ここを左に進みます。
左側には橋が2本架かっています。写真奥が”祖谷渓大橋”、手前が”新祖谷渓大橋”です。奥の祖谷渓大橋の方に進んでください。

祖谷渓大橋を進むと、下のような景色が右側に現れます。突然現れる神秘的な光景は少し感動モノでもあります。是非そんな唐突感をお楽しみください。
右手前に枯れた雑木のようなものが見えますがこれは藤です。満開になるとかずら橋とコラボして大変きれいな景色を醸し出してくれます。藤のシーズンも狙いどころです。開花の状況はライブカメラから分かります。

祖谷渓大橋のまん中まで来るとかずら橋の全景が見られます。橋もそうですが、澄んだ川や背景の山々もセットでお楽しみください。これをバックに是非記念撮影もどうぞ。
※高い位置からで出ないとうまく入りません。自撮り棒なら大丈夫と思います。

かずら橋の景色を楽しんだら更に進行方向に進みます。右側に下の写真のような看板が出てきますので、ここを進むと渡橋できます。

と、その前に、後ろを振り向いてください。下の写真のような建物が視界に入ると思います。ここは”森のくまさん”という喫茶店です。少し休憩したいと言う方はご利用ください。祖谷で唯一常時営業している喫茶店です。

さて、かずら橋入口と書いた看板を進むと下のような景色に出合います。右に見える建物でチケットを買って渡橋に挑戦しましょう。料金は大人550円、こども350円です(2025年2月現在)。
ちなみに、かずら橋は一方通行になっています。Uターンは禁止です。立ち止まるのはOKです。空いていれば橋の上から景色をゆっくりお楽しみいただけます。
それと、かずら橋は隙間だらけです。人が落ちることはありませんが、物は落ちます。落としたら回収は不可能です。スマホ、サングラス、傘、帽子など。ご注意ください。

下の写真はかずら橋を出口から撮影したものです。橋を渡るとここに出ます。
右側に”祖谷の蔓橋”と書いた看板があります。これは写真撮影用に用意されたものです。ここに立つとかずら橋をバックに記念撮影できます。

かずら橋を渡ったすぐ右にトイレもあります。3つ目のトイレです。もう帰る、という方はトイレの前を進むと前述の三叉路に出ます。

ですが、白毛馬的には、引き続き”琵琶の滝”も楽しんで頂きたく思います。かずら橋を渡ったら下記看板に沿って左に進みます。

するとこのような滝に行き当たります。マイナスイオンと平家落人伝説を楽しんでください。午後遅くに日が当たると虹が見えることもあります。

琵琶の滝を楽しんだら、更に進むと川原への降り口があります。時間に余裕のある方は是非降りてみましょう。

このようなきれいな川が楽しめます。

川からは再度かずら橋の写真を撮ることもできます。

以上、時間的には60分くらいでしょうか。お帰りに際は右側を見ながら進んでみてください。冒頭の写真のような光景が見える場所があります。ここも撮影ポイントの一つです。
お土産や旅の思い出を求められる方は夢舞台にお立ち寄りください。
またかずら橋はライトアップもしています。是非祖谷で宿泊され、夜のかずら橋もお楽しみください。
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