先週は昨年のジャーニーRunについて紹介しました。今週は今年のジャーニーRunについて紹介します。
その詳細やお申し込み方法はこちらに入って、”おてつ旅”で検索ください。 本番は10月11日(土)~12日(日)、申し込み期限は9月8日です。 祖谷はアクセスが悪いので10月10日(金)には到着しておいてもらう必要があります。
コース
コースは下記マップの通りです。今回のコンセプトは”お手伝いをしながら地元の人と交流する”というものです。
1日目は新居屋という集落の秋祭りに参加してもらいます(地図③)。
この集落には神社で日本酒を1升空けないと下りて来られないというルールがあります。 しかし今は超高齢化。 呑み手不足で苦労しています。 これを手助けしてもらいます。
ただし祭り開始迄には少し時間があります。その前に高知県と徳島県の県境”京柱峠”(地図②)まで走ってきてもらいます。
神社で1升飲み干したら、集落の集会所(地図④)で飲食し、地元民と交流します。 その後、天空の林道(地図⑤~)を通って本日のゴールである丸石パークランド(地図⑧)を目指します。
2日目は丸石パークランドからかかしの里(地図⑨)や農家さんでお手伝いをしながら東祖谷歴史民俗資料館(地図⑫)を目指します。農家さんは個人宅なので地図には記載しておりません。どこで何をするかは当日のお楽しみ!
以下、写真集で当時のコースを紹介します。
1日目

スタートはここ、”旅の宿 奥祖谷”です。


京柱峠への道です。10月11日だとまだここまでは紅葉していないと思いますが、きれいな所に間違いはありません。

京柱峠です。高知県との県境なので、”土佐の国 ようこそ大豊町へ”と書いています。

京柱峠の後は新居屋集落の秋祭りに参加してもらいます。 ”ごへい”を背中に挿して神社まで上がってもらいます。 神社は結構、山の上にあります。

神社への途中にこういう景色が見られます。 真ん中の三角の山は”サガリハゲ”という山です。 祖谷の至るところから見られます。 是非探しながら走ってもらえればと思います。

集落の集会所です。 ここで昼食を摂り、集落の人たちとも交流してもらいます。 ビールも豊富にあります。 ”もうどうでもいいか!”。 ここでそのように思ってしまう人が結構出るかも知れません。。。

天空の林道に入ります。 いつもは見上げる傾斜地集落を下に見ます。 これは京上集落です。

落合集落もこんな感じです。

サガリハゲです。 林道からも見られます。

こんな崖もあります。南海トラフ地震が来たらアウトっぽいです。

集落が点在しています。

こんな景色が見え始めたら林道との別れも近いかも。

どこで林道にお別れするかははっきりと理解していないので、途中大幅カットして、ここが1日目のゴールです。 左側建物が宿泊先の丸石パークランドです。
2日目

2日目は丸石パークランドを出て、まずかかしの里でお手伝いをしてもらいます。 コスモスはもう終わっているかなぁ。。。 残ってるといいなぁ。

かかしの里を出た後は、平谷の堰堤群や虹の谷を楽しみながら祖谷川沿いに下っていきます。

途中祖谷川を離れて山に上がり、傾斜地集落の農家さんで農業体験やお手伝いをしてもらいます。 数軒訪れますが、すべて個人宅なので場所については参加した人のお楽しみ。 ここでは農機具の紹介だけにしておきます。
上記写真の農機具は”ふたつご”と”さらえ”と呼ばれるものです。 ふたつごは畑を耕し、さらえは”土あげ”という作業に使います。
傾斜地集落では放って置くと土はどんどん下に落ちていきます。 これをさらえを用いてもう一度上に戻します。 その作業を”土あげ”と言います。 傾斜の上からでも土を掬えるように鍬の角度が急になっています。 さらえは土あげ専用の農具です。
その土あげはなかなかの重労働。 最近は高齢化で思うように出来ません。 それをお手伝いしてもらうようになるかも知れません。 地元民の助けになって、ここでしかできない経験ができる。 たぶんよい思い出になると思います。

そしてゴール! 昨年は沖縄のK君が盛り上げてくれました。
今年はどんなドラマが待ち受けているでしょう?
コメント