祖谷の玄関口となるJR大歩危駅。ここには面白いものがいろいろあります。
まず第一に大歩危駅なのに大歩危集落にはありません。徳善という集落にあります。千葉にあるのに東京ディズニーランドと言うのと同じですね。
※東京ディズニーランドの誕生は1983年。大歩危駅の誕生は1950年。大歩危駅の方が先なんですよ。
次に出迎えが面白いです。是非JRでおこしください。四国まんなか千年ものがたりが到着するとシャボン玉、ほら貝、太鼓、旗振りなど大騒ぎです。
是非話しかけてみてもください。喜んで対応してくれます。 特に延々と10分以上ほら貝を吹き続けているおばあちゃん。年齢を聞くとびっくりしますよ。
ひと段落したらトイレにお入りください。児啼爺のオブジェを越えたところにあります。女子トイレはわかりませんが、男子トイレは閻魔様に見張られながら用を足すことになっています。

トイレを済ませたらロータリー。ここでタクシーやバスに乗れますが、少し散策するのもお奨めです。お店が数件並んでいます。歩危マートというスーパーがありますので、是非そこにもお寄りください。とてつもなく大きな油揚げ(”ぼけあげ”と言う)やとてつもなく固い岩豆腐など地元の名産を見ることができます。
その反対側は食堂になっています。かつて大歩危駅が赤野駅と呼ばれていた頃の写真などを見ることができます。
※赤野駅は1935年に誕生しています。この地区が徳善集落の中の赤野だったことに由来しています。

更に坂を上って三叉路の辺りまで行くと大歩危の全景を見ることができます(冒頭の写真)。春は菜の花と桜が大変綺麗なところです。
そこから後ろを振り返ると歩危マートの大きな看板があります。先ほどほら貝を吹いていたお婆さんが、ぼけあげのコマーシャルをしています。

更に歩を進め、橋の真ん中まで進むと吉野川を一望できます。ここでもよく写真を撮っている観光客がおられます。
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