イベントの企画案策定に関するお話

ターゲットの写真 移住の奨め

ちょっとビジネススキルの話をしたいと思います。

と言うのは、最近身近にイベントを企画している若い人達がいて、私にも少し相談がありました。移住者や移住検討者の中には、イベントやビジネスに関わる人も少なくないと思いますので、少しでもお役に立てればとの思いから、ちょっとずつ感じたことを書いて行きたいと思います。

まずは企画案策定のお話です。特にターゲティング、マーケティング、プロモーションに焦点を当ててお話をします。

若い頃はどうしても自分の気持ちが先行しがちです。「これいいなぁ」と思ったら即行動、すぐに具体的な計画を立て始めます。一歩下がって案を疑ってみるという工程はあまりれません。

それが若さの特権であり、大成功に繋がる原動力でもある!と思っています。が、多くの場合、苦い経験に結び付きます。

私もそうでした。失敗もたくさんしました。

「よう考えてやれよ」とは何度も言われました。しかし単に考えろと言われても、どう考えたらよいかわかりません。口では「はい、十分考えました!」と答えながら、心の中は「え~い面倒臭い。行ったれ!」てな感じでした。

そして年を取ってから出合ったのがビジネススキルです。上記問題、すなわち案をどのようにレビューしたらよいかも具体的に教えてくれます。「もっと早く出合いたかった」と思いました(実は早く出合ってはいたがスルーしていただけなのだが。。。)。そしてターゲティングもその一つです。

ターゲティングとはそのイベントのターゲットとなる人が誰なのか?具体的に考えることです。

具体的とは、どんな特性を持った人たちが対象なのか?、その母集団はどの位の規模なのか?、そのうちイベントに参加できそうな人はどの位いるのか?、と言った検討を行うことです。

特性とは、高齢者が対象なのか若者が対象なのか?、どんな分野に興味や問題意識を持った人たちが対象なのか?、そういった感じのことです。

大抵の場合、予測は困難です。それを補うのがマーケティングであり、プロモーションです。

マーケティングとは、この場合だと、イベントを開催した場合にどの程度の参加が見込めるかを具体的に調査することです。プロモーションとは参加率を上げるための仕組みを考え、実行することです。

つまり、マーケティングやプロモーション案の策定は実行計画を策定する前に行うものです。これによってある程度目途を立ててから実行計画策定に入ります。まずは企画案をしっかり纏めることが重要という事です。

と言うことで、K君、Oさん、これを読んでくれていたら、そのような観点でまた相談してもらえると嬉しいです。
※企画案策定に関して、他にもセグメンテーションとかポジショニングとか色々大切なことはありますが、思いっきりディフォルメして書いています。

ちなみにですが、本サイトの一連のブログは主にマーケティングを目的として書いています。こんなブログを書いたらどういう人たちがどういう反応を示してくれるかな?という事をリサーチしています。すみません。

そして反応を見ながら少しずつ内容をシフトしていく、すなわちプロモーション色を濃くしていく予定です。
※「プロモーション色を濃くする」とは何かいかがわしい商品に誘導すると言うような意味ではありません。下記ターゲットに対して有益と思われる情報にシフトしていくと言う意味です。

ターゲットも明確なつもりです。祖谷が好きな人(潜在的な人も含む)と、田舎暮らしを考えている人(対象は祖谷に限らない)です。副次的な効果として、頑張っている若い人たちに元気を与えられるようなサイトになるといいなぁとも思っています。

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